> ## Documentation Index
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# 概要

> Authlete（オースリート）は、OAuth 2.0 および OpenID Connect のプロトコル処理と、トークンのライフサイクル管理に特化した、一連のAPIを提供する「ヘッドレス」なソリューションです。

# Authlete（オースリート）とは？

Authlete は、[OAuth 2.0](https://tools.ietf.org/html/rfc6749) および [OpenID Connect](https://openid.net/) を実装するための [BaaS (Backend as a Service)](https://en.wikipedia.org/wiki/Backend_as_a_service) です。Authlete が提供する [Web API](/api-reference) を利用することで、OAuth 2.0 と OpenID Connect の機能をより少ない工数で実装できます。

# なぜ Authlete が必要なのか？

Web API を公開する際、サービスプロバイダー側には OAuth 2.0（および OpenID Connect）の実装が求められます。しかし、この実装は決して容易ではなく、多くのリソースと時間を必要とします。また、個人データの管理にも細心の注意を払わなければなりません。限られたエンジニアリングリソースをこれらの課題に費やしながら、競合他社よりも早くサービスを立ち上げることは困難です。

Authlete は、これらの課題の解決を支援します。Authlete は、すでに標準化された仕様だけでなく、API 認可関連のドラフト段階の仕様も数多くサポートしています。Authlete を使用することで、Web API の公開に必要となる仕組みを容易に実装できます。

# Authlete の特長

Authlete は、構築済みの認可サーバーを提供するのではなく、認可サーバーを構築するための「API」を提供するアプローチを採用しているため、以下のようなメリットがあります。

<AccordionGroup>
  <Accordion title="好みの言語やフレームワークを使用し、開発期間を短縮">
    <img src="https://mintcdn.com/authlete/pF86q1GqbL9jpWh5/img/overview/time_to_market_ja.png?fit=max&auto=format&n=pF86q1GqbL9jpWh5&q=85&s=5ee99b521e9c34c2dfc16ce40c6e1419" alt="Time to market" style={{ maxWidth: '100%', height: 'auto' }} width="1416" height="483" data-path="img/overview/time_to_market_ja.png" />

    <p>Authlete の最大の特徴は、OAuth 2.0 および OpenID Connect サーバーの実装に必要なすべての機能が、Web API として設計・実装されている点です。クライアントアプリケーションの登録や認可サーバーのメタデータ管理だけでなく、認可エンドポイントやトークンエンドポイントの背景にあるロジック自体も Web API 経由で提供されます。</p>
    <p>その結果、Java、Ruby、PHP、C# など、あらゆる言語やフレームワークで Authlete を利用できます。OSS のライブラリを活用すれば、数日から数週間でサーバーを実装可能です。</p>
  </Accordion>

  <Accordion title="同意 UI やフローを思い通りにデザイン">
    <p>Authlete は、OAuth/OIDC の挙動を Web API 経由で提供します。認可エンドポイントやトークンエンドポイント自体はお客様の環境で動作するため、製品やブランドに合わせた同意 UI やユーザーフローを自由にデザインできます。</p>

    <img src="https://mintcdn.com/authlete/pF86q1GqbL9jpWh5/img/overview/uiux_ja.png?fit=max&auto=format&n=pF86q1GqbL9jpWh5&q=85&s=bcd25ad8e89ea30ed1cd1d2a47f8388f" alt="UI/UX" style={{ maxWidth: '100%', height: 'auto' }} width="1289" height="523" data-path="img/overview/uiux_ja.png" />
  </Accordion>

  <Accordion title="1つの Authlete アカウントで複数の認可サーバーと API クライアントを運用・管理">
    <img src="https://mintcdn.com/authlete/pF86q1GqbL9jpWh5/img/overview/multiple_instances_ja.png?fit=max&auto=format&n=pF86q1GqbL9jpWh5&q=85&s=a88205c0ce8e403aab3c1cc4e77b13ed" alt="Multiple instances" style={{ maxWidth: '100%', height: 'auto' }} width="1360" height="653" data-path="img/overview/multiple_instances_ja.png" />

    <p>Authlete では、複数の OAuth/OIDC サーバーインスタンスを運用できます。</p>
    <p>管理コンソールは複数インスタンスの管理を前提に構築されています。コンソールから、追加のコードを書くことなく、異なる設定を持つインスタンスを追加・管理できます。</p>
    <p>たとえば「モバイルアプリ用とサーバー間連携用」、あるいは「一般ユーザー用と管理者ユーザー用」など、ユースケースごとに独立した OAuth/OIDC サーバーを、開発負荷を大きく増やすことなく運用可能です。</p>
  </Accordion>

  <Accordion title="あらゆるアイデンティティ、認証、セッション、API 管理、不正検知ソリューションと連携可能">
    <img src="https://mintcdn.com/authlete/pF86q1GqbL9jpWh5/img/overview/architectural_flexibility_ja.png?fit=max&auto=format&n=pF86q1GqbL9jpWh5&q=85&s=61a7d8260c42b8c4881e8294c75e5479" alt="Architectural flexibility" style={{ maxWidth: '100%', height: 'auto' }} width="1366" height="641" data-path="img/overview/architectural_flexibility_ja.png" />

    <p>Authlete は認可機能に特化しているため、あらゆるユーザー認証、アイデンティティ基盤、または API 管理ソリューションと組み合わせて動作します。既存の認証・アイデンティティ基盤を維持したまま、最小限の開発で OAuth/OIDC 機能を追加できます。</p>
  </Accordion>

  <Accordion title="エンドユーザーの個人データを自社システム内に保持">
    <p>Authlete を使用する際、Authlete 側に渡す必要があるエンドユーザーの情報は、<strong>ユーザーごとに固定された一意の識別子（サブジェクト識別子：subject）のみ</strong>です。Authlete はこの識別子を受け取り、トークンやその他のプロトコルデータと紐付けます。</p>
    <p>エンドユーザーの氏名、メールアドレス、パスワードなどの認証情報を Authlete と共有する必要はありません。この点は、オールインワン型の認証・認可ソリューションとの大きな違いです。</p>
    <p>ID トークンを生成する際は、埋め込むクレーム（属性情報）を Authlete の API に送信するだけで、OpenID Connect に準拠した動作を実現できます。</p>
  </Accordion>

  <Accordion title="最新の OAuth および OpenID Connect 仕様に対応">
    <p>Authlete は RFC 6749 をはじめ、数多くの仕様をサポートしています。OpenID Connect の公式認定（Certified）を取得しているほか、商用環境に対応したソリューションとして世界で初めて Financial-grade API (FAPI) の認定を取得しました。</p>

    <img src="https://mintcdn.com/authlete/pF86q1GqbL9jpWh5/img/overview/latest_specs_ja.png?fit=max&auto=format&n=pF86q1GqbL9jpWh5&q=85&s=18451affceb381ed42a6c23458f28853" alt="Latest specs" style={{ maxWidth: '100%', height: 'auto' }} width="1368" height="612" data-path="img/overview/latest_specs_ja.png" />

    <p>OAuth/OIDC のプロトコル処理は Web API を介して提供されるため、新しい仕様への対応にともなうお客様側のコード改修の負担は最小限に抑えられます。たとえば、PKCE をサポートする場合、クライアントからのリクエストには新たに PKCE 関連のパラメーターが含まれることになりますが、一方、お客様の認可サーバーの実装を変更する必要はありません。</p>
  </Accordion>
</AccordionGroup>
